産業医と転職活動

医師転職における産業医について書いています。

産業医の種類は大まかに3種類に分かれており、「大手一般企業に勤務する産業医」と「保険会社に勤務する査定医」、また「製薬会社で働く医師」がいます。

一般的な産業医は、そもそも求人案件が非常に少ないものです。法律によって、従業員の数は50人以上の企業に必ず1人は産業医を配置しなければならない、というものがあります。そもそも産業医は手術等のキャリア重ねることでどこでも好条件での勤務ができることから、産業医を辞めるような医師がそもそも少ないことと、14日以内に次の産業医を確定しなければいけないことから、「求人案件」という形で産業医を募集することは少ないようです。もし必要になった場合でも求人案件で医師を一般募集して応募がなければ大変なことになりますので、もし必要な場合でもコネクションによって転職する医師がほとんどですので、医師転職サイトで一般企業の産業医を求めるのは困難と考えて良いかもしれません。

次に保険会社に勤務する査定医についてですが、保険会社には産業医の他に保険の査定をする査定医という者がおり、査定医が申請者の健康状態を調べることで契約を本当に交わして良いものかどうかの審査を行います。もしこの段階で疾患等のマイナス要素が見つかれば、審査は通さず、あるいは注釈付きの認定となります。
この査定医は大手の保険会社であれば産業医とは別で必要となり、つまり保険会社には産業医と査定医が複数人勤務する形になるのです。

医師転職サイトでの求人案件としては査定医の案件も稀です。もし希望の医師の方いらっしゃれば、本登録前にコンサルタントに相談し、案件を用意できるかどうかの確認をとってから利用することが無難です。

そして製薬会社で働く産業医についてですが、こちらは医師にとっても最も働きやすい環境であるように思います。製薬会社の医師は医局の業務と違って医療そのものに対する追求や過酷な労働環境の下での勤務とは異なり、研究員と共に医師としての新薬開発に従事し、そして会社の利益を追求していかなければなりません。医師の方の中には医局のような環境よりも、こういったワークスタイルの方が適している医師もきっといることでしょう。
マーケティングを念頭に置きながら、かつ世界に流通する、そして今・今後必要となってくる製薬を考え、そして完成させて世に送り出していかなければなりません。もちろん法律的な観点も踏まえて、そしてグローバルな視野を持って取り組んでいかなければなりませんので、医局で必要とされる能力とはまた違った医師としての力が必要になります。

この求人案件自体も少ないのですが、非常に人気の高い求人ですので、今後医師転職サイトの働きかけによって案件は増えていく予定です。まずはサイトにご相談を。

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